第190回例会
2024年10月17日開会
通算190回
ネット例会報告
開催日
2024/10/17
※例会開催日はです。
開会点鐘・歌の斉唱
君が代
奉仕の理想
会長挨拶
皆さん、こんにちは。吉川公章ガバナー、片桐満地区幹事、本日はお越しいただきまして誠にありがとうございます。
例会前にガバナー、地区幹事、両クラブの会長幹事で懇談会が実施されました。
この懇談会の席でガバナーの方から3ヵ年計画の詳細や補助金について等々、大変勉強になるお話を頂戴いたしました。
この懇談会の内容についてはまたクラブに持ち帰って会員の皆様にお伝えしたいと思っております。
さて今年度の国際ロータリーのテーマはロータリーのマジックということですが、最初にこのロータリーのマジックと聞いたときはあまりピンとこなかったんですが、ちゃんと読んでみますと、アーチック会長は決して魔法の杖で呪文を唱えるだけでマジックが起こるわけではなくて、全て私たち次第だというふうにおっしゃっております。
やはり私たち自身が活動することによってこのロータリーのマジックが起こるというふうに捉えておりまして、今年度我々宮の杜はつながろう、そして活動しようというテーマで活動を強化してマジックを起こすべく頑張っている最中でございます。
先日のガバナー補佐訪問で藤田ガバナー補佐から会員増強がクラブを強くするというお言葉を頂戴いたしました。
この会員増強においては吉川ガバナーがおっしゃる、魅力あるクラブであることが必要不可欠ではないかなと思っております。
吉川ガバナーの地区方針である魅力あるクラブ、持続可能な奉仕活動、成長するロータリーということで、本日吉川ガバナーのお話をお聞かせいただいて、さらなる魅力あるクラブを目指して、我々も成長していきたいと思っておりますので、どうぞ本日はよろしくお願いいたします。
幹事報告
●地区大会2日目の11/10(日)のスケジュールに変更がありました。 本会議終了予定時間は17:30となりました。皆様ご予定をお願い致します。 ●既に配信しておりますが、次回例会の11/7にインフルエンザの予防接種を致します。例会前11:30からと例会後13:30からです。 問診票をダウンロードして記入しお持ちください。宜しくお願い致します。 ●次回例会は11/7(木)12:10~13:30@若宮の杜迎賓館となります。 例会前11:00から第5回定例理事会が開催されます。会場などお間違えのないようにして下さい。
委員会報告
出席委員会 野田久嗣委員長より
・出席率(出席免除者1名含む) (今回) 第190回例会(10/17) 当日出席率:50/77名 64.93% (前回) 第189回例会(10/3) 当日出席率:45/77名 修正出席率100% ★吉川公章ガバナーより、多額のご寄付を頂きました。 名古屋名駅ロータリークラブ 筧正紀会長より 吉川ガバナー、片桐地区幹事、本日は宜しくお願い致します。 名古屋宮の杜ロータリークラブ浅野会長はじめ皆様、本日は ホストをお務め頂きありがとうございます。 お世話になりますが宜しくお願いします。 出口茂より 名古屋名駅ロータリークラブ様、本日はありがとうございます。 宜しくお願い申し上げます。 酒井俊皓より ガバナーのお話、楽しみにしています。 不破直行より 10/23 長男かなとの誕生日です。 大学生活も残り1年と少し、楽しんで下さい。 大野将義、金子彰宏、高木俊郎、高橋勝之、堀場和孝、安田保より 第190回例会を祝して
その他
~卓話~
「ガバナー講話」
2024-25年度 西名古屋分区 ガバナー
吉川 公章氏(名古屋南RC)
皆さん、こんにちは。浅野会長にご丁寧なご紹介いただきまして本当にありがとうございます。恐縮でございます。
また本日は皆さん、大変温かくお迎えいただきまして本当にありがとうございます。
こちらに私の所属する名古屋南ロータリークラブのバナーが飾ってあり、この場所はいつも我々が例会している場所ですので、非常にほっとした感じで卓話させていただけることを大変感謝申し上げております。
RIの任命する地区のガバナーの役割というのは皆さんご存知だと思います。アーチック会長のお話をクラブの皆さん方一人一人の会員の皆様方に直接お伝えするというのが一番大事な役割だと承っております。
もう一つは、地区の皆さん方の代表ということです。何かあったら責任を取るということじゃないかと思います。
いつもいろんなことをご指導いただいている神野パストカバナーがいらっしゃいますので、その前でお話しするのは本当に恐縮なんですが、しばらくご辛抱して聞いていただければと思います。
最初にアーチックさんの国際協議会でのスピーチを2分間ご覧ください。
実際のスピーチは2,30分のスピーチなんですが、一番大事だなと思うところを2分間に要約させていただいて見ていただきました。
先ほど名古屋宮の杜ロータリークラブの浅野会長がおっしゃった通りのことだと思います。多分同じ感性でお話を聞かせていただいたんじゃないかと思っております。
3つぐらい大事なことをおっしゃっていたと思います。
一番大事なことは、ドミニカ共和国で素晴らしい活動をされて、きれいな水が出たらこれマジックだと、大変素晴らしい奉仕活動、そこに住んでいる人たちの人生を変えてしまうような素晴らしい奉仕活動をロータリーは行っているということだと思います。
それともう一つ大事だったことは、アーチックさんがおっしゃったとおり、そういう奉仕活動をするロータリーの会員であるアーチックさん自身が感銘を受けたということです。
それは本当にロータリーにいてよかった。ロータリーに所属してよかった。そういうことをつくづく感じられた。
アーチックさんの人生そのものも変えてしまう。そういう素晴らしい体験だったというふうに思います。
これはロータリーの会員でなければ多分経験することができなかったんじゃないかと思います。
ご存知のように、女性の方がロータリーに入れるようになったのはわずか40年前です。
アメリカのクラブに入られて世界中で保守活動されている方です。本当にこういった経験から人生が変わって、ロータリーに生涯を捧げていらっしゃるんじゃないかと思います。
もう一つ最後におっしゃってました。実際のロータリーの活動ってクラブにあるんです。
素晴らしい国際的な活動だけじゃなく、クラブの活動、クラブの皆さん方の一つ一つの活動、新たな会員を迎えること。
そのことも大きなマジックだというふうなことをおっしゃって、まさにクラブそのものの活動が大事なんだということをおっしゃっていると思います。
今国際ロータリーの最優先課題は会員増強です。
それを3年間の数値目標の中に挙げて、計画的に戦略的に行ってくださいということをおっしゃっております。
ロータリーのクラブでの体験が魅力的なものにする。そのことを、行動計画に沿って計画してください。
ロータリーの強さを維持するために必要ですよということをおっしゃっています。
ロータリーはもともと平和を基盤にした組織ですので、平和な日本の中で忘れてはいけない積極的な平和を通して、この分断された世界を少しでも癒すことが必要だということを特にアーチックさん強調されております。
しかもこういったことを継続性と変化のバランスの中で行ってください。前任者や後任者と協力することで、クラブが取り組んできたことや、今までクラブに根付いてきたことも大事にしながら、変革を継続と変化のバランスの中で過ごしてください、改革を行ってくださいとおっしゃっています。
スライドのグラフを見ていただきたくと、これは当地区の会員数の推移を示しております。
当地区はご存知のように、日本のロータリークラブの地区の中で一番会員数の多い地区です。ずっと一番でした。
4,800人ぐらいの会員がいて、あるとき5,000を超えるんじゃないかという数を示したときもありますが、ご覧のようにガッと下がってしまっています。
これはコロナがあって、こうやって皆さんと一緒に楽しく食事をすることも少しできなくなってしまって、これしょうがない、コロナだから一時的に減るのはやむを得ないと思ってたわけです。コロナが明けて、また再び皆さんと一緒にこうやってお食事をするようなことができるようになっても、残念だけど少しずつ数が減ってます。
今期始まる前は4563人、ローターアクターが145人でのスタートになってしまいました。
会員数だけ一番であればいいとは決して思いませんが、やはり一番であることは素晴らしいことではないかと思います。
7月に84名の会員が地区に入っていただきました。その後も順調に増えておりまして、現在ローターアクターを含めて4700ぐらいになっていると思います。なんとかこの勢いを維持していきたいと思っております。幸いにもまた1番に戻ったんじゃないかと思います。
ロータリーは国際的な組織ですので、いろいろな人にロータリーは何やってるのって聞かれたときに、世界的な奉仕団体です、会員が世界で120万人いるんですという話をずっとしてたつもりでありますが、国際的に見ると、会員数がいつの間にか115万人、最近は113万人ということで、数が減ってきて寂しいということを感じております。
2024-25年度の地区の方針としては、魅力あるクラブ、持続可能な奉仕活動、成長するロータリー、これを行動計画4つの優先事項に沿って戦略的に行ってくださいということをお願いしております。
今社会は大きく変化していると事業をされている皆さん方、実感されませんか。人手不足ってありませんか。
私は病院の経営に携わっているのですが、病院は本当に人手がいる職種なんです。いろんなことで人がたくさんいるんですが、本当に応募してくれる人が減っているというのを実感しています。
何も病院だけの話じゃなくて、多分皆さんの事業所でも人手不足というのを感じるんじゃないでしょうか。
2040年、日本は85歳以上の高齢者が一番増えるし、働く人っていうのは激減する社会なんですね。
遠い未来のことじゃなくて今ある現実の社会です。ロータリーってどうでしょう。働く人、職業人の集まりじゃないですか。
それは多分、今後未来も変わらないと思うんです。ロータリーに入っていただく職業人の人自体、働く人が絶対数が減っている今、我々そういう社会に生きている。現実にそうなっているというところです。
病院はあまり賃金を上げれない仕組みになっているので、働く環境を改善し、なるべく時間外なく早く帰れるようにし、福利厚生をしっかりするというようなことで選んでもらえる病院にする。皆さんの事業所もきっとそうじゃないかと思います。
ここで働きたい。ここで働くと、本当に自分の実力が発揮できる、そういうような素晴らしい会社にしようとそういうことで変化をしながら対応していくということだと思います。
誰が見ても魅力的な会社、誰が見ても魅力的なクラブ。ロータリーも同じです。働く人が減っているんですから、そこに会員を増やしてそこに集まってほしい。一緒に活動しましょう、一緒に奉仕活動しましょう。そのためには誰が見ても魅力的なクラブにするということが絶対条件必要じゃないかと思います。
ロータリーも本当に大きく変わらなければいけない。しかし変えてはいけないこともたくさんあります。皆さんロータリーの中核的価値観。こういったものをこのために我々が集まっている。決して変えてはいけないことだと思いますし、4つのテストの心で接する4つの心の考え方で事業をする、取引先とはその心で接する。そういったことが大事ですよね。ロータリーの哲学です。これは変えてはいけない。
本当にそういう心を持った人に集まっていただくということが必要じゃないかと思います。
アーチックさんは、誰が見ても魅力的なクラブにするためにどうしたらいいかということで、2つの提案をされています。
1つはSimply Irresistible、日本語に直訳すると「単純に抵抗できない」と意味がわからなくなってしまいますから、「あらがえない魅力」と訳されています。
もう一つはInclusionとBelongingです。
これはもう皆さんよく理解できることですね。こうやって皆さん方の例会に参加させていただいて、本当に居心地のいい感じで自分のホームクラブでしゃべっているようなそんな気持ちになります。
インクルーシブ、皆さん方のクラブのインクルーシブな環境だと思いますし、また帰属意識、私は名駅ロータリークラブの会員なんだ、私は名古屋宮の杜の会員なんだというような、それぞれ価値観を感じる帰属意識を持つことが大事だとアーチックさんがおっしゃっています。
また、抗えない魅力とは経験がとても魅力的で、楽しくて活気に満ちていると、引きつけられた人は離れられなくなるんだ。
ずっとそこにいるんだ。ずっとそのクラブに所属するんだ。そういうことではないかとアーチックさんがおっしゃっています。
今、ロータリーがDEIの行動規範というのを求めております。
これは何も新しいことでも何でもなく、ロータリーにとっては先ほど申し上げた4つのテストの心で相手に接するということが、計らずもDEIそのものではないかと私は思っております。本当にロータリーの基本的な考え方、哲学だと思います。
帰属意識を持つことがロータリーのマジックで、インクルージョンと帰属意識に焦点を当てると共通の目的のために、人々は結束しやすくなるし、互いに支え合って目標に集中するとそれぞれの力が最大限に発揮されるんだということをアーチックさんがおっしゃっています。
国際ロータリーに対して、実際の活動を各クラブどうしたらいいでしょうかということで一つの提言を出しております。
それがロータリーのビジョン声明です。
ロータリークラブはポール・ハリスが素晴らしいビジネスマン4人と作って、そこからあっという間に全米で広がり、あっという間に世界中に広がりました。120万を超えるような会員を誇ったこともあります。今でも113万人、素晴らしい数の人やクラブがあって、こうやって皆さん方と一緒に楽しく食事をすることができる。ビジネスパートナーを選ぶ。それだけで120年続くと思いますか。仕事とのつながりをつくるような多職種の交流の会というのはさまざまあると思います。ロータリーは違います。素晴らしい人たちが集まって、お互いに親睦を重ね、友情を重ねると何か奉仕活動をしよう、地域をよくするためにちゃんとした活動をしよう。最初はシカゴに公衆トイレをつくったところから始まったわけですけど、その後、さまざまな奉仕活動をする。そのことが、新たなロータリーに所属してる価値、ロータリーの価値観、それぞれの価値観の中に生かされてからこそ、ロータリーは長く続いてたではないかと思います。
ロータリーは変わってるんです。120年続いた中で大きく変わってます。4つのテストもそうです。
倒産しかかった会社が4つのテストの心で社員に接する、取引先と接する。そういうことで信頼を得て、倒産しかかった会社が素晴らしく再興したその考え、その哲学をロータリーが取り入れてるわけです。
それが脈々と続いてるからこそ、ロータリーが変わって、さらに素晴らしい社会の先駆者となってる。そのことがあるからこそ、こうやって120年続いております。
こうして120年続いたロータリークラブが、さらに次の50年、次の100年続くために、我々見たこともない未来の人たちがまたどこの場所かはわかりませんけど、こうやってロータリーの会合をする。そうするためにはやはり今あるロータリーとはちょっと違うけれども、未来に向けて少しロータリーの組織を変えなきゃいけないんじゃないかということを考えたわけです。
そのときの目標となるものが、2019年に出されたこのロータリーのビジョン声明です。
これをするために、世界中のロータリーの会員にアンケート調査をして、さまざまなテーブルディスカッションや、有名なコンサルタントと協議しながら決められたものです。
私たちは、世界で地域社会で、そして自分自身の中で持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています。
こういう新たなビジョンを作りました。
これに向かって今あるロータリーとはちょっと違うけれども、こういったビジョンに向けてロータリーを変えていこうねというのが、2019年から始まっております。
そのビジョンを実現するためにどうしたらいいか具体的な方法を示されています。
それが4つの優先事項行動計画です。
行動計画というと、プランみたいでちょっとわかりにくいので、今は行動方針といったほうがいいと思います。
こういう方針でインパクトをもたらす、基盤を広げる、関わり合いを促す、そしてロータリーの変化に適応する、そういった4つの優先事項に沿って、行動方針に沿ってクラブを新たなクラブにしてくださいということをロータリーはお願いをしております。
これは2019年から5カ年計画で進めたものです。
アーチックさんが当時2019年のときにRIの戦略委員会の委員長でした。現在のRIの会長のアーチックさんが一人で決めたわけではありませんが中心となって策定したものです。
5カ年計画で行ったので、今年の6月までだったんですが、残念ながらロータリーの会員が減っているということで、このままビジョンだけを掲げてもなかなかうまくいかないから国際ロータリーは新たなチャレンジをすることになりました。
それが3年計画の数値目標でいれようということであります。
マイロータリーのクラブセントラルの中に3年間の目標を立てて、それをしかも4つの優先事項行動方針に沿って数値で入力してくださいということをお願いすることになりました。全く新たなチャレンジだと思います。
これは3年間決めたら3年間そのままというわけではなくて、実際にはローリングプランですか皆さんの会社でも中期計画って作りますよね。営業目的、営業成績、収益をどれだけ増やそうとか、顧客を増やしましょうと、いろんなことを企画すると思います。
ロータリーは1年ずつ役職が変わるという単年度制度ですので、少なくとも1年間でこの計画は見直します。
ただ1年先の目標ではなく、3年先の目標まで考えて計画をプランを立てて、数値目標を立てて1年間頑張ってください。
その代わり、来年のまた改めて見直して、このクラブの10人、年に1年で増加するという見通しを立てたけれども、20人入ったじゃあ、これはちょっとまた3年先の計画はまた数値を見直さないといけないよね。ということで、次の役員の人はそういうのを評価しながら、次の改めて3年、毎年3年ずつ先を見て、計画をクラブの力を強くするために考えていく計画を練ってくださいというふうなお願いであります。
こういった新たなチャレンジに対して、国際ロータリーは推進するリーダー、行動計画推進リーダーを選んでくださいということをお願いをいたしました。
ロータリーのクラブは、日本に34地区があって3つのゾーンに分かれているので、それぞれのゾーンにゾーンの行動計画推進リーダー、それぞれ我々の2760地区には地区の行動計画推進リーダーを選んでくださいということをお願いいたしました。
当地区は伊藤靖祐パストカバナーにお願いすることになりました。
全地区のクラブの84のクラブ行動計画推進リーダーの名簿が整いましたので、次回の諮問委員会でパストカバナーに見ていただいてご承認いただければ新たな活動をしていただくというような予定になっております。
行動計画の推進は2024- 25年度の重要な目標であります。ぜひご協力を賜りたいと思います。
名古屋名駅ロータリークラブさんと名古屋宮の杜ロータリークラブさんには会員増強が本当に素晴らしい。地区の見本になるようなクラブでございます。特に名古屋宮の杜ロータリークラブさんは会員増強委員会で第1位の増員数ということで表彰させていただいているぐらいの素晴らしいクラブであります。
2015年からロータリーはさまざまな柔軟性、細則でいろんなことを決めて、例会も場合によっては月2回でもいいよとか、
反対に月10回やってもいいよ。そういうことは柔軟に決めてもいいよというようなことを決めております。
ロータリーの会員についても随分柔軟性を持って迎えてくださいということを言っております。
ロータリーの会員は、正会員と名誉会員の2種類しかありませんが、例えば細則で家族会員だとか、法人会員だとか、若手の会員だとかシニア会員だとか、そういう種別を作っていただいて、少し会費を経済的に行っていただいて、柔軟にクラブに参加していただくというようなことも可能になっております。
もう一つは、皆さん方が親クラブ、スポンサークラブになって衛生クラブという方式があります。
これは例えば、奉仕活動を一生懸命やっているNPOの人たちが8人集まっていつも一緒に積極的に活動している。NPOなので一生懸命ある目的をもって活動しているけれども、ちょっと他との連携がなかなかうまくいかない。
ロータリーの全体のネットワークの力を借りたいということで、ロータリーの会員になりたいけれども、こうやって素晴らしい伝統と格式のある例会に参加するのはちょっと気が引けるよと。そういう方もいらっしゃるんじゃないかというふうに聞いております。
スポンサークラブとなって、例会は8人集まって別に行っていただく。別に行うので会費も経済的に行うことができる。
そのかわり、人頭分担金は支払っていただくので、スポンサークラブの正会員と全く立場は同じということで、会員数を増やして奉仕活動等を盛んに行っていくということも可能になっております。
放置活動のNPOの人だけじゃなく、例えば音楽を中心に集まった仲間たちでいろんなところに奉仕活動をしている。そういう人たちが衛星クラブを作ったという例もあります。グローバルには同じ同業者のCEOが50人ぐらい集まって衛星クラブを作っているというところもあります。
ロータリーは世界理解や親善、平和推進ということで作られた団体であることには間違いないと思います。
平和を推進することは、私たちの責任なのです」とアーチック会長は述べています。
しかし紛争と分断された世界で私たちは一体何ができるのでしょうか。遠い別の世界の出来事としていいのでしょうか。
ローレンアイズリーの「星投げ人」のお話をご存知でしょうか。私自身はアーチック会長からはじめて聞きました。
2人の旅人が日の出る前の早朝海岸を散歩していました。海岸には無数のヒトデが打ち上げられています。日が出るとヒトデは死んでしまいます。1人が一つずつ海に帰しています。もう1人は言いました。君が海に返すヒトデは僅かでしかない。多くのヒトデはやがて死んでしまうよ。
ロータリーの力は前を向いての行動にあります。我々一人ひとりの力はささやかなものですが、同じ思いでの行動はやがて大きな成果を挙げると確信しています。
皆さんご存知のように、今ガザ地区で戦争が起こり、そこでポリオが発生しました。
9月1日から9月5日の間、ガザ地区の53万人の子どもさんたちにポリオのワクチンが投与されました。一時的に休戦が行われたんです。
あの地区で大変だと思いませんか。ポリオのワクチンはご存知のようにコールドチェーンで運ばないといけません。ものすごい数の人がガザ地区の全域に戦闘状態のあるようなところでポリオのワクチンを打ちました。国連やWHOの方々が努力されたのではないかと思います。大事なことは、皆さん方のポリオプラスに対する寄付が使われているということです。
そのお金7億円がロータリーから寄贈されております。そういうことがなければ活動できなかったわけです。
平和な日本にいますが、我々が寄付したポリオのお金が世界の平和のために使われていると思います。
ポリオだけじゃなく、ロータリーはグローバル補助金を使ってロータリー平和センターというのを行っています。
ここの卒業生は世界で1800人いますが、国連だとか、そういった戦争地域とか世界の紛争の最先端で働いている方々に、さらに高度の教育を受けていただいて平和構築に生かしていこうということでロータリーが行っている活動です。
これも皆さんの貴重な年次基金が使われているんです。我々の年次基金、それも世界に大きなマジックを生む。
そういったことに使われているということは間違いないと思います。
本当に高い席からでございますが、皆さん方の年次基金やポリオプラスに対する貴重な寄付に対して本当に感謝申し上げたいと思います。
この2つのクラブとも、青少年交換プログラムには本当に積極的に参加していただいております。そういった青少年交換プログラムもただ学生に留学のお金を差し上げるだけじゃないです。お互いにロータリーの活動を知っていただいて、将来にわたって世界の平和に貢献していただくんだ。そういう目的で行っているロータリーの活動って素晴らしいと思います。それが皆さんの貴重な年次基金で行われております。RYLAセミナー、インターアクト、米山記念奨学生、全く同じ活動だと思います。
我々の寄付が世界の平和のためにしっかりと役立っているということを理解していただきたいと思います。ロータリーの継続性ということで、今ガバナー同士も連携をしております。地区でもガバナー同士が神野パストカバナーとも合わせて一緒にいろんなお話をしながら、継続性ということで示しております。
地区大会が11月9日は名古屋観光ホテル、11月10日は名古屋国際会議所で行われます。
どうぞ皆さんこぞってご参加いただきたいと思います。
ロータリーのフードフェスティバルは来年度5月10日、11日に栄のエンゼル広場で開催されます。
ぜひ皆さんこそってご参加をいただきたいと思います。
2025年6月21日にはカナダカルガルー国際大会、カルガルーナイト、ガバナーナイトを行います。
どうぞこぞってご参加いただきたいと思います。
拙い卓話ではございましたが本当にご清聴ありがとうございました。
名古屋名駅ロータリークラブ
会長 筧 正紀氏
今日は吉川ガバナーにお越しいただきました。
合同例会、会長幹事懇談会から長い時間でありましたが本当にありがとうございました。
今日伺ったお話を名古屋宮の杜ロータリークラブ、名古屋名駅ロータリークラブともにしっかり胸に刻んで、今後の活動に生かしていきたいと改めて思いました。
今日は本当にありがとうございました。