ONLINE MEETING

ネット例会

第176回例会

2024年3月21日開会

通算176

ネット例会報告

開催日

2024/3/21

※例会開催日はです。

開会点鐘・歌の斉唱

我等の生業

なし

会長挨拶

本日の卓和が「心と体をつなぐ氣の実在」というテーマでございます。
大分前になりますが、オリンピックでアニマル浜口さんの娘さんがオリンピック出たときにアニマル浜口さんが「気合いだ!気合いだ!」というのを若いときに見たときに、気合いも大事だけど気合いだけで何とかなるのかなとなんとなくそんなふうに思ってた時期もありました。私も55を過ぎて60も近くなってきますと、いろんな衰えも感じ始めると、やはり気合いっていうのが今後自分を支える一番の財産かなと思う、昨今でございます。ですから、今日の卓和は本当に楽しみにしております。
ニュースで流れておりますが、ゼロ金利政策というのが17年ぶりに解除されたということで、私は仕事柄、非常に金利とか為替とか株価については非常に普段敏感です。金利っていうのは本当にいろんなところに影響が出てきます。
もちろん為替にも影響がありますし、株価にも影響がありますし、当たり前なんですけれども物の値段も変わってくると思います。
私がこの仕事を始めたときっていうのが、銀行からお金を借りるとだいたい8%ぐらいの金利を払ってた時代でした。そのとき預金者が銀行とか郵便局にお金を預けると6%ぐらいの金利がついてた時代です。よく10年で倍になると言われてた時代が30年ちょっと前まであったんですね。
それがゼロ金利まで引き下げられて17年たちまして、今回ゼロ金利を解除するということになりましたので、世の中がちょっと大きく変わり始めるんじゃないかなと思います。
前回の卓話でもありましたけれども、国を挙げて賃上げ、賃上げという流れが今出てきております。中小企業が賃上げをするっていうのは、私は普段、中小企業の方とお付き合いしてるので、本当に多くの中小企業の厳しいところが自分の会社でなかなか売上げの単価を勝手にという表現はよくないんですけれども、単価を上げるっていうことが非常に中小企業って難しい会社が多いので、自分の会社単独で単価を上げれない中で、どのように人件費を上げるのかっていうのは、本当に悩ましいところではあるんですが、昨今、転職の市場が非常に充実してますので、自分の会社の優秀な社員がいつの間にかどこかに引き抜かれてしまうっていうのが普通に今後増えてくると思いますので、やはり賃上げっていうのは敏感に反応していかないと、今後優秀な社員を引き止めるのが難しい時代に入ってきてるなと感じます。
私の仕事の中の具体的な例があります。あまり細かいことを言うと守秘義務に反してしまうので言いませんが、同じ業種、具体的に言うと、ガードマンとか警備会社というお客さんが2ついらっしゃって、ずっと2つの会社とも全然経営者が違って、2つとも面識ない会社なんですが、創業以来ずっと黒字で続いてたんですが、5・6年前から若干人件費が高くなってきたりして、ちょっと経営が厳しくなった時があったんです。私が2つの会社に売上の単価をいろんな工夫をしたりして上げていかないと厳しいですねって申し上げたんですが、1つの会社は分かりましたということで、ものすごい資金を上げて一生懸命売上単価をどのように上げるのかっていうのを考えて、着実に実行していった会社が1つ。
もう一つの方は、そうは言ってもそう簡単に売上の単価を上げれませんよということで、あんまり対応せずにっていう会社があったんですが、それから5年ぐらい経って、今現在はものすごい差が出てきてしまってます。
というのは、単純に売上の単価を上げるって言っても、会社内でいろいろあれやこれや社員で考えないといけませんので、やっぱり会社の中がすごく活性化したんです。社長が気合を入れて一念発起して社員を巻き込んで会社を活性化していけた会社と、そう簡単に売上単価を上げれないよっていうことで、そのままにしておいた会社との差がすごく出てきてしまったっていうのが最近私の事務所の中で話題になっております。ということで、最初の話に戻りますけれども、気合があればなんでもできるのかって思うところもあるかもしれませんが、とにかく気合がないと何事も始まらないって昨今思いますので、今日は大和選手の卓話を聞いて、春からの新年度に備えていただきたいと思います。どうもありがとうございます。

幹事報告

●4月からさ来年の3月までの2年間、新しくお預かりすることになった米山奨学生のキム・ヒョヌさんの委嘱状が地区より届きました。
4月の例会より参加されますので、皆様宜しくお願い致します。

●3月24日(日)に、社会方針委員会事業ラブリッジ名古屋試合前ボランティア&観戦がございます。

ご参加いただく方は、稲永公園に9時半集合となります。よろしくお願いいたします。

●本日例会後13時40分より第4回臨時理事会を開催いたしますので、該当の方はよろしくお願いします。

●次回例会は4月4日(木)12時10分~13時30分、若宮の杜迎賓館となります。

例会前11時から第10回定例理事会が開催されます。会場などお間違いないように、よろしくお願いいたします。

委員会報告

出席委員会 三輪孝之委員より

・出席率(出席免除者3名含む)
(今回)
第176回例会(3/21)
当日出席率:/44名 61.97%
(前回)
第175回例会(3/7)
当日出席率:45/69名 98.57%
出口茂より  
大和様、本日は卓話楽しみにしています。
宜しくお願いします。
安田保より
鬼頭委員長、本日はありがとうございます。
週末のマラソン頑張ってください。
鈴木拓将より
先日、51歳になりました!!
素敵な仲間にいっぱいお祝いしてもらいました。
今日は太田けいちゃんのお誕生日!!
おめでとうございます!!
不破直行より
3/11 次男くうがの16歳の誕生日でした。
剣道、勉強と頑張って下さい。
大塚真次郎
太田君、お誕生日おめでとうございます!!
高橋勝之より
先日、バーオクニのコンペで11位になりました。

浅野慎之、大野将義より

第176回例会を祝して

 

真城建治国際奉仕委員長

こんにちは、国際奉仕委員会委員長の真城です。

先日、カンボジアの矢場とんスクールさんを訪問してきましたので、その様子をお伝えさせていただきます。

本年度の参加メンバーが、宮の杜ロータリーメンバーが12名、新入会員予定者が1名、オブザーバーで名古屋北ロータリーの方が1名、合計14名で行ってきました。

(国際奉仕)カンボジア報告

名宮会からのご案内

4/19(金)にコンペを行います。返事がまだの方、お願いいたします。

新入会員の方で名宮会のグループLINEにまだ入ってない方がいらっしゃいましたらお知らせください。

 

 

 

 

 

その他

K-1 WORLD GP スーパーライト級王者

大和 哲也氏

こんにちは。ご紹介いただきました、大和哲也です。今日はよろしくお願いします。

実は今年の1月に栄ロータリークラブさんのほうでも講話させていただきまして、自分は格闘技の経験を生かして学校ですとか小学校、中学校、大学は慶應義塾大学も行きました。企業さんでも建築会社の企業さんなど、心と体のつながりから見る安全対策などの話をさせていただいておりまして、初めて栄ロータリークラブさんで講演させていただいたんですが、その際もすごい経営者の方々に夢や目標の実現を語ってもしょうがないなと思っているところで、自分は何があるんだろうと思ったときに、この心と体をつなぐ氣の実在の話が自分が一番伝えられることだなと思ったので、今日はこの話をさせていただきます。よろしくお願いします。

まず簡単に自己紹介をさせていただきます。

1987年12月10日生まれの36歳です。

出身は愛知県知多市出身、現在2016年から知多市ふるさと観光大使をしております。この観光大使は、地元知多市の観光名所などいいところを宣伝する役なんですが、特に知多市は新舞子がありますが、新舞子の海は味噌汁のように汚いのでなかなかいいですよとも言えないので、基本的にはメインはお祭りにミットを持って行きまして、キックを誰か受けたい人!?と言って、市長を逆指名して市長を蹴飛ばしている仕事がメインになっています。血液型はB型、趣味はお酒とご飯と温泉旅行が大好きであります。好きな映画はマーベルシリーズ、アイアンマンとかスパイダーマンとかアベンジャーズです。ヒーローが大好きです。好きな言葉は感謝、ありがとう、おかげさま。

チャームポイントはふくらはぎと書いてあるんですけど、このふくらはぎ見せるといい反応いただきます。ありがとうございます。

ニックネームはK-1に参戦している当初のニックネームが一撃必倒。座右の銘は「人生、全て必然。全てに感謝」です。

小学校一年生のころに父親とともに少林寺拳法を習い始めたのがきっかけで、格闘技の道といいますか、武道の道に入っていきます。

中学校三年生のときにテレビでK-1を見て、憧れを抱き、キックボクシングを始めるんですが、実は自分は野球部。中学校野球部で3年間も真面目にちゃんといっていたはずなんですが、野球が下手くそでずっとベンチでレギュラーになれずにして、小学校の頃もサッカーをやったりしたんですが、6年生なのにみんな6年生Aチームなのに僕だけBチームと。運動も特にできるわけではなくて勉強もできずに、ただ今でも本当に感謝しているのは、両親に、特に父にまずやる前にやれるかどうかを考えるんじゃなくて、まずやってみろと言われて育ててもらって、小さい頃からいろんな習い事を経験して、少林寺拳法、そろばん、野球、サッカー、水泳、ピアノ。いろんなことをやるんですが、どれもが中途半端で、いつも親父には父親にはお前はいつも中途半端だなと。やりたいからやるというがいつもお前は中途半端ですぐやめろと言われていたんですが、僕からすると親にまずやってみろとやる前にできるかどうか決めずに、まずやれよ、とやってみて無理ならやめればいいからと言われたのがきっかけで、僕は中学校3年生の頃にテレビでK-1を見てキックボクシングを始めるんですが、魔裟斗さんが2002年の70kgK-1WORLDMAX70kg初代日本王座トーナメントを制した試合を見て70kgというのは中学生ながらにもやっぱり近い体重だったので、それまではヘビー級のK-1ファイターしかいなかったのが、70kg級という身近な階級が始まったことで、キックボクシング、K-1かと。このK-1だったらレギュラーもないし、頑張ったら試合出れるし、頑張ったら勝てるだろうし、全部自分次第だなと。キックボクシングやってみようかなと思って、中学校3年生でキックボクシングを始めるんですが、これも本当に両親に感謝しているのは、やりたかったらまずやってみろとやる前にできるかどうか決めるんじゃなくて、まずやってみなさいと言われたのがあるので、そのテレビで純粋に見て痛そうだなとか辛そうだなよりもキックボクシングやってみようかな、K-1をあがりたいなと思ったのがきっかけで、キックボクシングを始めます。

2005年、高校3年生在学中にプロデビューをするんですが、この時もアマチュアで自分は4戦戦ったんですが、2勝2敗でアマチュアの頃から強かったというわけではありません。プロになることによって気持ちも変わって、そこからプロの道を歩んでいきます。

その後、国内外のリングで戦い9本のベルトを獲得し、昨日ベルトを返上しまして、今この写真の腰に巻いているベルトがK-1ワールドグランプリ世界スーパーライト級チャンピオンのベルトです。ベルトがいろいろあるんです。

ムエタイタイトルの世界チャンピオンに僕が日本人で初めてなりまして、それもライオンファイトというのはラスベガスを中心に活動していたプロモーション大会のベルトだったりとか、こちらがK-1ワールドマックス63キロ級のベルトです。

9本のベルトを獲ってきまして、自分が今回ベルトを返上したのは、ベルトを2年前に取りまして、それから防衛を2回したんですがそれを経て、今後自分はプロ19年目になります。2005年デビューしてあと何年できるんだろうと思ったときに、ラストキャリア、最後のキャリアを自分はムエタイルールでムエタイというのはタイの国技で、日本でいう相撲で、ムエタイはパンチ・キックに加えて相手の首を掴んで膝蹴りを蹴ったりとか、肘打ちを顔に打ち込んだりする結構激しいスポーツなんですが、実はその肘打ちがすごく自分得意で、最後のラストキャリアは自分が全力を出せるルールでもう一回世界のベルトを取りたいとか、10本目のベルトを取りたいなと思ったので、K-1のベルトを返上することになりました。

ちなみにこの9本のベルトは日本で僕しかいないはずです。

このようにざっと自分の獲得した実績を紹介して、いいところばかり見せてるんですが、戦績は66戦45勝の32KO、20敗1分け、ベルトは9本あるんですが、20回敗戦をしてます。

自分は失神系の負けもありますし、ラスベガスで試合をしたり、海外で6回試合をしたり、イギリスに行ったりもしてるんですが、中々ないと思うのですが、殴られたり蹴られたりすると脳震動が起こるんです。

脳震動が起こって倒れるんですけど、本当にひどい倒れ方をするときに記憶が飛んじゃうんですよ。試合が終わっているのに試合をした記憶がないとか。いつ試合をしたのか記憶が飛んでしまって危ないなと思うんですけど、そういうことを何度も経験してます。

2021年7月に自分は22年の7月にチャンピオンになるんですが、2021年12月に復帰するまで、実は2021年7月に人生初の3連敗を期します。

その時に自分の前会長の守永会長が勇退される大会で、自分はその試合で日本に住んでいるタイ人選手に肘打ちで鼻を折られて、曲がっているのが見えるかと思うんですけど、鼻の骨折を3回しているんですけど、3回とも右から折られているので直りきらないので、ちょっと曲がっている状態なんですけど、1回くらい反対から折られているのでちょうどよかったと思うんですけど、全部右から折られていて、まだ曲がったままでして。この試合で3連敗目を期していて、これからどうしたらいいんだろうかというところで今の師匠である菅原会長と出会うんですが、菅原会長と出会ってから2021年12月に復帰戦を行って勝ってから、2022年4月にタイトルマッチ。

この時すごい強い選手がいまして前チャンピオンなんですけど、この試合が当日のファンの勝利者予想が97対3、3%しか僕が勝つとは誰も言っていなかったんですよ。

ファンの当日予想です。97対3%の確率を自分は50秒で左フックでKO勝ちしまして、この時は本当に格闘技歴史に残る試合をしたなと思っているんですが、ぜひYouTubeで大和哲也、山崎秀晃って調べていただくと50秒で終わりますので、見ていただけるとすっきりするかなと思います。ぜひ見ていただけると嬉しいなと思います。

獲得したレベルトの数の何百何千以上の悔しい思いつらいことを乗り越えての今があります。

でも全てがあってこその今なので、全てが必要だったと、まさにこれが自分の先ほどの座右の銘の「人生全て必然、全てに感謝」というのは全てが起こるべくして起こっているので、それを受け入れて、前に進んでいこうというのが自分の座右の銘であります。

本日の議題にあります「氣の実在」というところなんですが、自分が実は66戦する中で自分たちは減量をします。僕ですと1ヶ月半くらいで8キロくらい減量するんですが、最後に水抜きって言って、サウナとかにこもって汗を出して水分を出して4キロ、3キロを抜いたりして一時的に体重を落として軽量をクリアすると水を飲んで戻すという方法が主流なんですが、一度自分がアメリカで試合の時に5キロの水抜きをしたんですね。2日間くらいに分けて5キロなので、2リットルのペットボトル2本分と500のペットボトル2本分の量の水を汗で全部落として軽量をクリアしたんですね。

それで自分は日本でその次の試合の時にアメリカで5キロ減量できたので、アメリカなんて何が近くにあるかもわからないし、サウナもなかなかない環境で5キロの水抜きができたので、日本だったら5.5キロくらい落とせるだろうなというおごりがあって試合に臨んだところ、最後の500グラムで全く汗が出なくなってしまって、最後の最後は実はガムを噛むと唾が出るんですよ。ガムを噛み続けると300グラム、400グラムが落ちるんですよ。もうその時はガムを噛んでも唾も出なくなってしまって、歩くのも困難になってしまって、軽量にいったところ、やはり500グラムオーバーで試合することになってしまって、その時はもう汗が出ないので、赤十字に行って血を抜きに行こうと思って500ミリリットル抜いてくださいと言ったら、初めての方は300ccしか抜けませんと言われてダメだと断念して、軽量オーバーで試合をしまして、その次は今度WBCムエタイの防衛戦でタイ人が日本に来て試合をしたんですが、今度は逆にその反省点を踏まえて、めちゃくちゃしっかり試合をして体バキバキで調子絶好調だったんですけど、その日の試合でどうやって倒そうかなと、何で倒してやろうかなと思っていたら、ムエタイは3分5ラウンドの試合なんですね。

1ラウンド目に相手の右のパンチをスパーンともらってダウンして、そこで記憶がないんですよ。5ラウンド目が始まる前のインターバル中に目が覚めて体汗だくてえぇっと思ってモニターを見て5ラウンドって書いてあって、もう次5ラウンド目だぞと会長に言われてヤバい、いかないとと思っていけなくて負けてしまったんですね。

初めて取った世界タイトルも取られてしまって、自分は本当に抜け殻のような日々を過ごすことになります。

なんで体重オーバーしたんだろう、なんで今度はバッチリ仕上げたのになんで負けたんだろう、何がいけなかったんだろうなって思っている時に、実は自分はバツ1で家族は別にいるんですけど、元嫁に家にある本を自分は読書が結構好きなので、家にある本を捨ててくれって言われて、いる、いらない、いる、いらないしている時にパッと持った本が昔は自分が直感人間なのでパッと持った本が目に留まって、なんか気になるなと思って避けといたんですね。

なんか気になったその本を読み返して見ようと思った本がこちらで、「動じない。」という本です。藤平信一会長といえば心身統一合氣道という武道の会長、野球の王監督、広岡監督の対談、3人でお話ししている本だったんですね。なぜか自分はこれを持っていたんですよ。なぜか持っていたこの本をまた読み返した時に、そこにすごく突き刺さる言葉がありまして、心が体を動かすと。その文章を読んだ時にあっこれだ!

なんで自分が軽量をオーバーしたのか、なんで自分がバッチリ仕上げて負けたのか。アメリカで5キロ水抜きできたから、日本なら5.5キロできるだろうなっておごりがあった。今度はバッチリ仕上げたから絶対勝てるだろうなっておごりがあった。あっ心に隙があったんだ、と。だから自分はそういうミスを犯して負けてしまったんだということが突き刺さりました。

過去の実体験から「心が体を動かす」の言葉が胸に突き刺さり、2015年11月に新進統一合氣道の門を叩きます。

2017年9月には、新進統一合氣道会の藤平信一会長ともお会いすることができまして、今、心が体を動かすとか、氣の実在を学んでやっています。僕は2015年から合氣道をやっているんですが、合氣道は最下級が5級なんですね。

自分はまだ5級のままでして、でも会の会長からは史上最強の5級と言われているので、そのニックネームすごく好きなので昇級していないんですけど、かっこいいですね、史上最強の5級というのが。4級になるとちょっとダサいかなと思うので。自分は合氣道の技を勉強しているというよりも、合氣道を通じて身体操作を学んで実際に格闘技に生かして戦っています。

「心が体を動かす氣の実在」、心身統一を学び、格闘技、日常生活に生かし始めます。

また、後ほどちょっとお伝えするんですが、氣の実在とか心身統一というのも心と体を一つに使うというだけではなくて、僕らの合氣道では心と体を一つに使い、天地の氣と合する。それが心身統一と言われているんですが、それもまた今から氣というものが目に見えないので、今からお伝えしていきたいんですが、自分が試合のコスチューム、キックのパンツがガウンとかがあるんですが、それを初めて作ったときに2006年、初めて作ったキックパンツになぜかここに氣と入れているんです。

実は存在も実際も知らないのに、氣となぜか入れていたんですね。

このときは自分が2015年、合氣道に出会うまでは、氣というものが超能力だと思っていました。でも、何かエネルギーがあるんだろうなと思っていたので腰に入れていたんです、18歳の頃に。ですがそれが合氣道に出会って当たり前のものなんだなと思うようになりました。ネットで調べると、氣とは宇宙と人間の根底によるとされるエネルギー。生命の活力。自分の解釈としては、氣は全ての源、全ての根源となっている目には目にない生命エネルギーと。もうちょっと分かりやすく言いますと、氣ってそのものの本質を意味しているんです。例えば、日本酒とか炭酸の飲み物って炭酸が抜けると何が抜けたって言います。気が抜けたって言います。この炭酸、気が抜けているわって。それも本質のあるものが抜けているから気が抜けたという表現もされるそうです。

なぜこの旧字体の氣から気に変わったのか。これは諸説あるんですが、GHQによって日本はエネルギーをしめられた。

日本人は昔から、目に見えないエネルギーとか愛と思いやりとか、愛と感謝というものを使いこなしている民族だったので、それを恐れたアメリカがエネルギーをしめてしまって気になったと言われています。

日常的に気が使われている言葉、元気、病気、気分、陽気、陰気、覇気、気が乗る、乗らないなどたくさん使われていますよね。

元気な状態というのは文字のごとく、これが元の気と交流している状態が元気というんですね。元の気というのは何かというと、天地の大自然の気と交流しているのが元気な状態。その気が自分の中にある気が病んでくるとどうなるか、というのが病気なんですね。というふうに言葉ってすごく日本語面白くて、現象をうまく漢字で表現されているんですが、気分、陽気、陰気、覇気、気が乗る乗らない。

これもまた後ほどデモンストレーションをお見せするんですが、実際に今私たちの生活は、声とか音とか携帯電話を目に見えないものに支えられて、僕たちの生活の成り立っていますよね。

僕の声も言葉が見えているわけではなくて、音の振動を鼓膜が聞いているので音が声があるとわかるだけであって、見方が違いますと。目に見えないものは体で感じてみればいい、と。頭で理解できないなら体感してみればいい、と。by・ヤマテツ

今日は氣の実在をお見せしますということでよろしいですか。お手伝いいただいて。

本日お誕生日の太田さん、よろしくお願いします。

皆さんのほうを見ていただいて、今から僕が学んでいる合氣道でよくやる、折れない腕という腕を使ってやるんですけど、筋力と氣を出した状態の違いを見ていただきたいので。

じゃあ太田さん、腕を真っ直ぐ上げていただいて、僕は腕を曲げるので、曲げられないように力で耐えていただいていいですか。いきます。めちゃくちゃ力強いですね。

これはね。筋力で耐えていただくといい。今度は下ろしていただいて、前側のカーテンカーテンを見て、カーテンを指差してあっこっちの方向で行きましょうか笑。そうすると太田さんの意志が前に行くので、ここから氣が出ている状態なので、腕を曲げると力が出てくるので、しっかり向こうに向けると曲がらないんですよ。

どうですか曲がらない感じがありますか。

今のは僕が誘導をしてやったんですが、身体って人間って、気→心→体の順番で動くんですね。ここで意識を向けて心を向けて身体を動かすから身体がしっかり脱出するんですよ。見ていただいて、意識を向けて身体を合わせたら、これがしっかり氣がでると。今度は逆にすると身体を開けてもらってここから見ます。

そうすると順番って身体→心→気が出てくる。

そうすると同じようにしていてもぬけちゃうんですよ。会社に行って、さあ頑張るかというのは身体→心→氣なんです。会社に着いたよし頑張るかというのは、身体が入るから気が動いているので遅くなっちゃうんですね。

しっかり気持ちを向けて身体を合わせる。これがまず気の実在であるんですけど、僕たちは心があるので言葉を使いますね。例えば週末にゴルフがあると楽しみだなとします。ワクワクすることは頑張れると思うんですけど、明日打合せで誰誰と会うと氣が重いじゃないですか。これまさにその氣の持ちようなんですけど、同じように脳というのはストレスを感じる力をオフにしちゃう性質があるんですね。

それを今から氣ではなくて腕の筋肉をかけてやります。

言葉にプラスもやりやすくなるので、楽しいって、言葉で言ってください。止まりますね。つまんないって言ってください。今度は最高って言ってください。

最悪って言ってください。という風に、自分の出る力が変わってくるんですよ。

という風に氣は目に見えないんですが、ただ単なる生命エネルギーなので、例えば雨が降っているとするじゃないですか。

雨が降っていると悲しむ人と喜ぶ人がいるわけですよ。これ何が違うかというと、雨は雨として現象は同じなんだけど、受け取り方が違うんですよ。同じ雨なんですけど、それだけで自分がプラスな言葉を発信するとプラスな気が出る。マイナスな言葉を言うと気が引っ込んじゃうんです。普段から自分が使う言葉によって変わってくると。なので、自分が発信する言葉は自分が一番聞いていますよ、と心で思うだけでも自分は聞いているんだけども、言葉に出すことによって音としてエネルギーを出すので脳が体が細胞が全部効くことになるので、今みたいに体が反応すると。言葉を変えようと変えれば人生が変わっていく。プラスな気を出せばプラスな人生が得られる。

普段から意識することは、やはり嫌だなと思うときがあったらいや、こういう時こそ頑張るぞ、というような馬鹿らしいかもしれないんですけど、言葉を大事に使うと自分の気持ちも変わってくるので体の持ちも変わってくると。なので、自分が発信する言葉を、日常生活の言葉を変えてプラスな言葉を使い、プラスな気を出して毎日を過ごしましょうという氣の実在のお話でした。

ご清聴ありがとうございました。

 

 

 

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