ONLINE MEETING

ネット例会

第201回例会

2025年4月3日開会

通算201

ネット例会報告

開催日

2025/4/3

※例会開催日はです。

開会点鐘・歌の斉唱

君が代

四つのテスト

会長挨拶

皆さん、こんにちは。昨日まで妻とバンコクに行っておりまして、何人の方からご心配の声をいただいたんですが、地震がございました。私が行く前の日に地震がありまして、バンコクでもビルが一つ崩れて、その日は全ての電車、地下鉄が止まっていたというニュースを見られた方もいらっしゃるんじゃないかと思います。私は次の日の夕方にバンコクに入る予定だったんですが、崩れたニュースと電車が止まったニュースはやってるんですが、その後のニュースが全く出てこないんです。予約もしてるし、とにかく行ってみたら全く何の影響もなく、普段通りのバンコクでした。日本語ガイドの方についていただいたんですけど、その方もすごく困ったのは、ニュースというのはひどいこと、印象的なことをすごく流すんですが、その後のニュースはなかなか流れない。ですから、旅行に来られる方もどうなっているかわからないからやめてしまう方もいらっしゃるということです。あの崩れたビルは中国系の企業が初めて携わったビルで、その一棟が倒れただけということで、それ以外のたくさんの高層ビルはビクともしてない、非常に安全な街でございました。マスコミもその後どうなっているかというのをもっとちゃんと流してほしいと思いました。

今日入り口の桜がすごくきれいで、ほぼ満開だと思うんですね。やはり桜の満開のこの季節、新年度というのは非常にワクワクする季節じゃないかなと思います。ただロータリー年度は7月から6月でございます。桜の花がこれから徐々に満開を過ぎて散っていくとともに、私の会長任期もそろそろ終わりを告げようかなというところでございます。本日の理事会で今年度の事業を全て審議、可決して、これから残り3ヶ月でございますが、奉仕活動が続きますので、引き続き皆さんご協力、ご参加のほどよろしくお願いいたします。

幹事報告

 

●4月ロータリーレート 1$=150円

●次年度のクラブ計画書を作成する時期となりました。ご自身の会員名簿をご確認頂き、修正などございましたら事務局までお知らせください。宜しくお願い致します。

●4/20(日)に地区協議会が開催されます。参加される方のグループLINEを作成します。連絡事項などはそちらにお送りいたします。よろしくお願いいたします。

<理事会審議可決事項>

①2026-27年度ガバナー補佐排出について審議可決されました。

②カンボジア宮の杜スクール開校について審議可決されました。

③名古屋平和の日の周知活動事業について審議可決されました。

④朝日インテックラブリッジ名古屋との共同事業について審議可決されました。

⑤渡邊さんの入会の件について審議可決されました。

 

●次回例会は4/17(木)12:10~13:30@若宮の杜迎賓館となります。
例会後13:40~同会場にて本次年度クラブアッセンブリーが開催されます。

よろしくお願い致します。

 

委員会報告

出口茂ロータリー情報委員長より

前回ご紹介した話が緊急時のトイレの話で、加藤さんからご飯中にトイレの話をするのはなんなんだと言われました(笑)すみません、今月も緊急時の避難場所でのストレスをいかに減らすかという記事をご紹介したいと思います。若干前回と被りますが、あまりトイレの話はリアルにしませんのでお許しください。7ページのTKB48という記事をご覧ください。TKBとは、Tはトイレ、Kがキッチン、Bがベッド。緊急時に避難場所でどのように準備するかという記事になっております。8ページ、9ページを見ていただくと、日本とイタリアの比較が書いてあります。イタリアは火山の国ということもありまして、非常に緊急避難場所の充実を図る文化があるそうなんです。イタリアは快適な環境を整えていて、ご飯や洋服の備蓄、子どもに対する心理的ケアなど書いてあります。私は山登りをしますが、何日間か山に行くと本当に疲れるんです。清々しいところにいてもテントで寝ると疲れが取れないということですので、災害時は比較にならないほどストレスがたまると思います。
私の会計事務所は大曽根商店街の中にあるんですが、最近商店街のから簡易トイレのセットが配られました。非常にありがたいなと思いました。皆様、会社経営者の方が多いので、そんな高いものではないので、社員様宛に買われたらどうかなと思います。
13ページの今月もトイレの話になりますが、大阪平野ロータリークラブさんでトレーラートイレを作ったそうなんです。緊急時というのは災害場所に我々が車で行ってもなかなか入れないそうなんです。この大阪平野ロータリーさんが作ったトレーラートイレは、緊急時に入れる許可を得てやってますと書いてあります。後でまた読んでいただきたいのですが、支援は本当にありがたいのですが、食料や飲料よりもトイレ不足のほうが深刻な問題です。支援者が滞在するとその問題がさらに大きくなるため、できれば早めにご撤収いただけると助かりますと。せっかく支援に行っても支援者がたくさん来るとトイレがますます問題になっちゃうので、早く帰ってくださいと言われたと書いてあるんです。トイレというのは私たち普段あまり意識していませんが、緊急時には非常に大事な問題になるそうです。先月号のロータリーの友と今月号を見返していただいて、緊急時に備える準備を考えていただければと思います。

 

出席委員会 青木久将委員より

・出席率(出席免除者1名含む)
(今回)
第201回例会(4/3)
当日出席率:/54名 68.35%
(前回)
第200回例会(3/27)
当日出席率:56/79名 メークアップ後100%

浅野慎之より
入口の桜が本当にきれいでしたね。
本日もよろしくお願いします。
石原慧子より
本日は卓話に今井さんにお越し頂き、ありがとうございます。
青木剛基より
長女が大学進学します。
家を出るのでさみしい限りです。
次女も高校に進学します。
山田恭大より
昨日、4月2日に48歳の誕生日を迎えさせて頂きました。
たくさんの方々にお祝いして頂きまして、本当に有難うございました。
安田保より
何とかフルマラソン完走しました。
山下智己より
息子が志望校に合格しました。
不破直行より
娘の大学進学が決まりました。
藤澤和夫より
ロータリーバッチ忘れました。
桜がきれいですね。これからも頑張ります。
安藤正人より
本日、上着を忘れました。大変申し訳ございません。

大野将義、高木俊郎、保科朝子、堀場和孝より
第201回例会を祝して

 

米山奨学委員会 金子彰宏委員より

奨学金贈呈式

キムさん挨拶

皆さん、こんにちは。4月になり、春っていう感じが強くしています。私は鶴舞公園の近所に住んでおりまして、鶴舞公園で桜や梅が咲いて、夜に夕飯を食べてから散歩してるんですが会社員さんとか学生たちが10時、11時まで飲み会してて、元気だなって思う毎日です。

私もアルバイトしている会社で花見をしました。先週でしたが本当に寒かったのです。温度差が本当にすごいと思うので、周りにインフルとかコロナにもかかった友達や仲間がいるので、皆さんもお気をつけください。

来週からまた学校が始まりますがちょっと心配です。今M2年生、修士2年生なんですが、下の学生、M1とかB4とかB3とかを導かないといけない立場になってしまったので、ちょっと緊張しています。頑張ります。

最後に最近ネットフリックスの日本でも話題になっている韓国のドラマがあるんです。今韓国ではものすごく話題になっていて、内容としてはチェジュ島に住んでいたお父さんお母さんの昔話、苦労したことや昔はこんな風だったなみたいな。それをのべたドラマがあるんです。皆さんにもぜひお勧めしたいと思います。私は今25歳なんですが、涙が出るほど印象深く見ていました。皆さんもよろしければ、ぜひご覧いただけますと本当にいいと思います。ご清聴ありがとうございました。

 

田村昌之青少年奉仕副委員長

事務局の方から4月27日の親子交通安全教室のご案内を配信させて頂いております。まだまだご参加やお手伝いできる方を集っておりますので、ぜひお越しください。よろしくお願いいたします。

奨学金贈呈式

ケンジさん挨拶

みなさん、こんにちは。

白馬旅行の前に行ったことを全部おさらいしました。
白馬旅行の前に桜の木を見る時間がありました。とても美しいです。
これは私とフランシスコの白馬旅行の写真です。
新しい場所に行って体験するのは本当に楽しかったです。
スキー場に行くのは初めてですが、うまくできたと思います。インストラクターはスノボードが初めてだなんて信じられないと言っていました。
これは私と鶴田さん(地区青少年交換委員)の写真です。
左は私のスノボードのインストラクターです。
ホストファミリーを移動したり、ロータリーのイベントに参加したりしましたが、写真がありませんでした。
ありがとうございました。

4月ケンジ報告

 

不破直之社会奉仕委員長

野球部

社会奉仕委員会としまして、

名古屋平和の日制定に尽力した高校生を支援する事業ということで、5/4(日)名城公園で9:30~16:00にブースを設置して、パネルを展示します。8月に広島から自転車リレーで名古屋に来るんですが、その自転車にのぼりを立ててもらうので、フェスティバルの会場でのぼりにメッセージを書いてもらうということをしていただきます。皆さん、参加をお願いたします。

朝日インテック・ラブリッジ名古屋でやるフットサルの体験授業ということで、6/8(日)12:30~16:30で設営。
森山前監督ご指導の下、フットサル、ベースボール5は中京大学の方5人と名古屋OJAというベースボール5の選手に来ていただいて指導していただきます。皆さんご都合をつけておいてください。

野球部の方ですが、4/15(火)に土古球場で練習が行われます。

2760地区の親睦野球大会があり、5/13(火)11時半から豊田東ロータリークラブと豊田市運動公園野球場で試合を行います。

6/29(日)、甲子園で宮崎西ロータリーと12:45~14:00の間で試合を行います。前夜祭が6/28(土)です。
新入会員の方で野球に興味のある方、ユニフォーム2ヶ月くらいかかりますので、考慮して頂いて早めに入部して頂きたいと思います。ぜひとも一緒に甲子園を目指しましょう。

その他

~卓話~

NPO法人D×P 今井 紀明氏

「挑戦と共感 – 地域や繁華街を変えるNPO起業家の挑戦-」

 

皆さん、こんにちは。今井と申します。今日はお招きいただきありがとうございます。
ロータリークラブさんには本当に大変お世話になっておりまして、大阪の心斎橋ロータリークラブ様、東京だと愛宕ロータリークラブ様にご支援も受けております。愛宕ロータリークラブ様から1.8トンのお米を寄贈していただき、食料支援過去最多になっていて、それも2ヶ月ほどで消費させていただいたんです。本当にご支援いただきつつ、子どもたちのセーフティネットをつくるという挑戦を全国で行っております。
今回名古屋宮の杜ロータリークラブ様に名古屋で初めてのお招きいただいて本当に光栄です。今日は子どもたちの課題を知っていただく場にできればと思っております。

21年前、イラク人質事件というのがありました。私はNGOの代表をやっておりまして、子どもたちの医療支援の活動をやっておりました。その当時、3人捕まった事件の生き残りです。なぜ今、こういった10代の活動、子どもたちの支えをやっているかというと、私はその後4、5年ほど対人恐怖症やパニック障害、鬱病に苦しみました。顔がスマップ並みに知られるぐらいの状況になっていたので、路上で知らない方に殴られたり、罵声を浴びせられるというさまざまな経験が当時ありました。友人や家族、いろんな人のおかげで精神的に回復して商社で働いた後、現在起業に至っております。運がいい状態で終わらせたくないという思いで起業し、この4月で14期目のNPOになっております。

当NPOは14期目の寄附型のNPOになっており、約2.7億の財務のうち90%が寄付で運営しています。
スタッフはアルバイト含めて45人、ボランティアさんは800人、3400人を超える月額の個人の寄付者さん、サポーターの方々に支えていただいており、法人は139社、全体で170社ほど応援していただいております。

活動としましては、10代の孤立です。日本は少子化にもかかわらず、今不登校の数が過去最多になっています。40万人を超えています。
当然パーセンテージが上がっているのに加えて、自死の数も過去最多になっています。虐待の通告件数も過去最多になってきています。これは全国的な課題なので名古屋でもあります。貧困だけじゃなく、孤立も含めた課題、昔からお金がないっていう課題自体は当然あったんですが、それに加えて孤立していっている。おじいちゃんおばあちゃんがいない、遊び場がない、友達の家にも行けない、学校と家以外でサポートしてくれる人がいないというところでさまざまな孤立の課題が出てきている。
D×Pの全体の概要、事業は何やってるかというと、ユキサキチャットというLINEがあり、16,700人の13歳から25歳の方が登録してますが、そこから食料支援、給付支援を行っています。先ほど、石原様からご紹介ありましたが、道頓堀のグリコの看板の下のグリ下と呼ばれている地域に家出や虐待を受けている子たちが来ています。そういった子たちの支援に50坪ぐらいの場所を繁華街の真ん中に借りて、支援拠点を作っています。そこから仕事につけていったり、海外に送ったり、パソコンの寄贈も企業と行っています。

奨学金の使い込みやバイト代を親に取られた、高校生で8万とか10万とか稼いでも全て取られてしまう。一人暮らしの高校生、大学生がガス・電気が止められましたとか。この物価上昇で特に多いのは、食事を1日1食しか食べてませんという声。私たちはこのLINEの相談から給付支援や食料支援を行ってます。私たちの相談に来る時点で、借金の滞納の率が4、5割ぐらいあります。なので8万円の給付をしてライフラインを復活させる。仕事のための携帯代が一番重要なので、家賃やガス、電気代が後回しになるんです。他には3ヶ月間の食料支援や月1万円の支援をしてアルバイトにつなぎ直す。あとは制度につなげること。学生でヤングケアラーの方やお金を親に送ってる子もいるので、1年間から卒業までの食料支援を行っています。

大阪の食料倉庫から毎週3000食ほど全国各地に送っていて、愛知県が都道府県別で5位になっています。人口が多い地区があるので東京が1位、大阪が2位になってはいますが、全国各地からさまざまな相談が来ています。親御さんに頼れない子たちが基本的にはなります。親御さんにばれたらいけない場合もあるので、その場合は郵便局止めで送ったり、学校に直接送ったりして食べれる環境を作っています。
状況に合わせた支援を行っていて、親御さんに頼れない子たちなので、ケアをするという意味でカスタマイズをしています。
基本セットは米2キロと30食のセットですが、調理器具を一切持ってないという方がまあまあな割合でいるので、お湯だけで食べれるセットやガス電気が止められてる場合もあるので、常温で食べられるセット、体調を崩してる場合もあり家から出れないので、ゼリーと飲料水のみのセットなどそういう状況に合わせてサポートしています。女性が7割なので、生理用品等や日用品も送っています。

ユキサキチャットの登録者はこの1年で過去最多になりました。
具体的に例をあげると、10代後半の国立大学生、一人暮らし、家賃、水道、ガス代、授業料滞納中、大学を除籍されてしまうことに不安がある。これはシングルの家庭が多いのですが、離婚してお父さんの経済支援が頼りだったが倒産したので振り込みが止まっている。奨学金が親の生活費に一部使われている。この子は、月10万ぐらい自分で稼いで大学生活を送っていたのですが、こういうときに限ってよくあるのが事故です。事故にあってアルバイトをするのがしばらく難しいということで、うちが食料支援、給付支援をして大学生活をまず継続させました。

シングルマザーの方は所持金が数万円なので、節約のために食事は1日2食、食事を一切取らない日もある。体重が30キロ前半まで落ちて母乳が出ずにミルク代がかさんでしまう。夫の家に住んでいたがハラスメントでシェアハウスに移って、保育園に入る目処が立つまで働くことが難しいので食料支援、給付支援をして、保育園と仕事につなげました。

私たちの支援がきっかけで大体8割から6割が就職して、2割が制度につながっていくという状況で改善していっています。
支援した子たちが卒業して、クラウドファンディングやうちの月額寄附のサポーターにもなっていただいています。日本は社会保障制度がたくさんありますが、それにつながれない、助けてと言えない環境なので、それを民間として株式会社や国ができてないことを寄付を集めてモデルを作っていこうと私たちは動いています。愛知県のいろんなNPOさんと協業しています。NPOは140団体ほど連携先がありますし、3つの自治体と3協定結んでいます。子どもたちの課題というのは一つの団体では解決できないです。なかなか難しいので、さまざまな連携を含めてやっています。国に提言もしています。

ユースセンターというのが私たちの拠点です。
有数の繁華街である大阪南のエリアで夜を過ごす10代から20代を対象にしたナイトユースセンターを開設しています。繁華街で若者たちが集まる場所が社会課題、社会問題として注目を集めるようになりました。そうした状況に取り組むために立ち上げたのがこのユースセンターです。現在は週2回、夕方の4時から夜10時までこの場所に50人以上の若者が集まっています。ゲームしたり絵描いたり友達と話したり休憩したり、思い思い自分がどう過ごしたいかを自分で決めて、毎回スタッフが手作りしている食事提供するなど、彼らが安心できる環境でエネルギーを貯められる場所となることをまず一つ目的にしています。

これまでの経験から大人であったり、人であったり、そもそも誰かに頼ること、何かに頼ることに対して諦めの気持ちを持っていたりとか不信感を持っている若者も多くいます。ここでは自分の声が聞いてもらえたり、自分が言ったことが反映されたり、若者たちと一緒にこの場でどういうことをする、運営そのものを一緒に考えていくということを心がけています。そうする関わりの中で一人一人の生活だったり、家庭の状況だったり、困っていること、そういったことを聞いて相談にもつながっています。そうした問題に対して病院や、自治体の行政機関に一緒に足を運んで他の関係機関に相談に行き、他の関係機関とつながったり、将来的にはこのユースセンターを中心として繁華街全体が若者を孤立させないような地域にしていきたいなと思っています。

課題としては、ずいぶん前からグリ下の話は報道されていましたが、支援者が一切いないという状況だったんです。私たちがまずテントを出して関わりを始めて、年間6000万ぐらいかけて支援拠点を民間として作っています。道頓堀から4分ぐらいの場所に法善寺横丁があり、そこから徒歩10秒ぐらいの場所に住所非公開で行っています。それでも週2回のオープンで、年間3500から4000人ぐらいの子たちが来ています。リピート数も非常に多いです。

子供たちは基本的にものすごく大人への不信感が強いです。僕らよりも上の世代の方は繁華街にいる子のイメージはやんちゃ系だと思いますが、全然違っていて、自傷行為などの自分の体を傷つける行為にかなり移っています。髪色とかは派手ですが全然昔の子たちと違う子たちが来ています。
3年ぐらいかけてやってきて、週2回のオープンで何にニーズがあるかというと、病院への同行支援が一番ニーズがあります。産婦人科での性病検査など。また、大阪市と協定結んで調査をしたら3割ぐらいの子が住居がありませんでしたので住居支援も行っています。生活保護申請も一緒にすることもあります。

最近ようやく地域にも馴染んできたと言われており、地域の祭りにこのグリ下の子たちが参加するようになりました。私たちの活動がきっかけになって、大阪市長や府知事も来ていただき、住居支援まで動いてくれた。本当に多くの企業家、経営者、個人の方とともに作ってきた14年だったかなと思っています。

NPOに関して信頼がないと思うので、財務の話を最後にしたいと思います。
うちの場合は80%から90%ぐらいは寄付で運営してます。今年もだいたい3億ぐらいで運営しています。助成金や財団からの支援になっているので自治体からのお金はほぼ入っていないです。寄付者さんに明確に伝えているのは、人件費はしっかり出します、大阪府の平均給与並みは出しますということは伝えています。やはりそうでないと、食料支援と給付支援などの物資だけ渡しても状況改善しないです。力のある2割ぐらいの子は自力で自分で解決します。残りの8割の子たちはなかなか難しいです。親からの虐待、親からお金を取られる。複数の問題を抱えていくときに一人では問題解決できないので、うちはスタッフにちゃんとお金を払うということで雇用しつつ、サポートしていまいす。銀行から5000万ぐらい借りてキャッシュフローも安定させてやっています。

なぜ寄付型のNPOにチャレンジしているかというと、自分の場合は国やいろんな方に助けられたというのがあります。
社会的にはこの事件の影響で非国民などいろんなことを言われて、僕の場合は4,5年間ほど対人恐怖症になったりもしましたが、本当に多くの方々に助けていただいて、今の事業を起業しました。最初は大阪は支援がない場所だったのですが、本当に徐々に広がってきて、若者が希望を持てる社会につながっていくんじゃないかと思い、チャレンジしています。

これからの展望としては、13から25歳の子をユース世代と呼んでます。日本にはこの年代の人口というのは1500万人ほどいますが、貧困層以下でこの世代で生きる子たちが249万人、虐待や不登校を合わせると約300万人います。国がリーチしているのは1割でしかないので、何とか3割まで増やしていこうと国に提言しています。

名古屋にも多くいます。オンラインの相談支援している子たちも200人前後ぐらい名古屋にもいます。
今までなかなか名古屋には支援者がいなかったというのが大きく問題としてはありました。ぜひ支援に参加していただきたいという思いで今日はお話しさせていただきました。寄附というのはあげるものではなく、参加するものだと思います。10代の孤立を解決する仲間に、ぜひなっていただきたいと思っています。少しずつこういった子どもたちの課題というのが報道されてきています。自死の数や不登校の数が報道されてきていますが、なんとか民間からセーフティーネットを作っていく、子どもたち、若者たちの機会提供をしていく。そういうことで支えられてなかったり、つながれなかった子たちがしっかり社会に出て動くことができるので、ぜひ一緒になって動くことができればと思っています。

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