ONLINE MEETING

ネット例会

第186回例会

2024年8月22日開会

通算186

ネット例会報告

開催日

2024/8/22

※例会開催日はです。

開会点鐘・歌の斉唱

我等の生業

なし

会長挨拶

皆さん、こんにちは。
この8月は会員増強月間ということで、先日地区の会員増強セミナーに出口直前会長と前年度会員増強委員長堀場さんと私と今年度会員増強委員長の伊吹さんと4人で参加してまいりました。
昨年度の会員増強なんですが、入会数、純増数、女性会員の入会数、この3点でポイント化されまして、昨年度2760地区84クラブある中で、我々名古屋宮の杜ロータリーが最優秀賞1位ということで、地区の会員増強セミナーで表彰を受けてまいりました。
その表彰にあたって出口直前会長がスピーチをされるということで、セミナーが始まる前に考えてこられたんですかとお聞きしたら、そんなに長くないのでなんとなく大丈夫ですとおっしゃってて、実際表彰を受けた後に出口直前会長が壇上に立たれましてスピーチされたんですが、持ち時間3分のところの予定が、約倍の6分話されました笑。
ただ素晴らしいスピーチでして、出口直前会長話すの好きなんだなと思いましてね。私も出口直前会長を見習って、うまくしゃべれるようになりたいなと思います。
会員増強については、やはり今我々宮の杜は2年後10周年に向けて100名体制という目標を掲げて力を入れております。なぜ会員増強が必要か。実はこの2760地区全体でも対全年比となると、全体では会員減少傾向ということで、会員の方は減っております。中にはどんどん会員数が減って衰退していってしまっているクラブもいくつかあるという現状で、我々はここ数年ずっと会員増強ができている。2年連続地区で表彰を受けております。
私が考えるのは、まず奉仕活動をするにあたってもやはり会員数が多い方がいろんな大きな奉仕事業もできるかと思いますし、よりインパクトのある奉仕事業ができるんじゃないかという部分もあります。さらに新しい方が入るとやはり新しい風が吹いて刺激になるという部分もあれば、仕事面、同じ経営者としていろんな考え方というのもいろんな人から学んでいけるという部分で、やはりどんどんどんどん新しい風が吹くように、さらにこの宮の杜がどんどん発展していって皆さんが楽しめるためにも、会員増強というのはクラブ全体で取り組まなきゃいけないことかなと私自身は思っています。
皆さんの周りで前向きな方、まずは見学だけでもいいと思うので今年度会員増強委員長、伊吹委員長が非常に燃えておりますので、伊吹委員長にぜひご紹介をいただきたいなと思います。以上でございます。ありがとうございます。

幹事報告

●10/24にポリオ根絶チャリティゴルフコンペが開催されます。
会場は三好カントリー倶楽部です。詳細はメールにてご連絡させて頂きます。
ご参加頂ける方は事務局までご連絡ください。
●7月中旬頃に上期会費の請求書を送付しております。未対応の方は8月末までにご対応頂きますようお願い致します。

●地区よりクラブ行動計画推進リーダー選任について依頼がきております。クラブ行動計画推進リーダーというのは、クラブ会長、エレクト、ノミニーと協力して3年間の計画を立て、その行動を皆さんに説明し、どのように達成できているかということを地区や国際ロータリーに報告していく人材になります。当クラブからは、出口茂直前会長にお願いして、ご快諾いただいたのでお願いしております。

<理事会審議可決事項>

・名古屋姉妹友好都市協会への協賛金について審議可決されました。

・片山聖剛氏の入会の件について審議可決されました。

・夜間例会の予算について審議可決されました。

・家族会が承認されました。近々ご案内を送りますので、ご家族と振るってご参加ください。

・青少年交換派遣候補者について、前回の理事会で審議可決されました牧野ほなみさんが辞退されました。新たに小末開斗君が候補生になりました。

・補助金事業について審議可決されました。補助金事業は、子ども食堂とその利用者の地域の連携を目指した究極のおにぎりの提供事業です。

・アグリエディケーションジャパンへの支援事業についても審議可決されました。こちらは、お米作りを通して食の大変さ、命の大切さを感じてもらい、健全な心と体を持つ子供たちの育成事業です。

委員会報告

出口茂ロータリー情報委員長より

今月のロータリーの友30ページに米山記念奨学事業の基礎知識が載っております。米山奨学委員会が何をやっているのかということがコンパクトにまとまっておりますので、お読み頂ければと思います。
44ページにネパールの学校設立から20年とあります。わたくしたちは去年からカンボジアの事業をすすめておりますが、こちらはわたしたちがこれからどうすすめていくのかの良いお手本になるかなと思います。ご興味のある方はぜひご一読ください。


下尾則幸職業奉仕委員より

四つのテストを使用した会社案内

みなさん、こんにちは。
四つのテストを使った会社案内をさせて頂きます。

株式会社新明社、設立は1970年です。私の父が創設致しました。守山区にあります。
業種はデザイン、印刷全般、最近ではサインのデザインもしております。
取引先は飲食や商社、製造業、建築業が多いです。飲食でいいますとハーブスさんのメニューなどの印刷をやらせて頂いております。

皆様は利き脳診断というのをご存知でしょうか?利き手、利き足があるように脳にも利き脳があるらしく、私は最近これにはまっております。
占いではないのですが、色々診断していくと自分の利き脳がわかります。これを会社や組織にもっていくと非常に社員がストレスなく仕事ができるとされています。
おすすめします。私はほとんど右寄りで、左が使えていません。右脳で感覚的に仕事をしています。有難くも、デザインや企画にむいているということでホッとしました。

四つのテストですが、わたしはこの角度で仕事のことを考えたことがなく、非常に悩みました。
  • 真実かどうか→間違った情報をお伝え出来ない
  • みんなに公平化→スケールや金額で対応をかえない
  • 好意と友情を深めるか→ロータリー他さまざまな交流会に所属
  • みんなのためになるかどうか→エンドユーザーのためになるかどうか
四つのテストの会社案内(下尾則幸氏)

出席委員会 保科朝子委員より

・出席率(出席免除者3名含む)
(今回)
第186回例会(8/22)
当日出席率:/53名 68.83%
(前回)
第185回例会(8/1)
当日出席率:51/77名 100%
浅野慎之より
瀬戸様、ようこそお越し頂きました。
本日卓話よろしくお願いいたします。
出口茂より  
ケンジくん、一年間よろしくお願いします。


大野将義より
第186回例会を祝して


太田啓介青少年奉仕委員長

8月8日、市邨高校にてケンジくんの受入れミーティングをしてきました。当日は3組のホストファミリーのご家族とともに制服やクラスについて3人の先生たちとお話をしました。
市邨高校は自由な校風で留学生を積極的に受け入れていただいているので、ケンジくんが楽しい学校生活を送っていただけると思っています。

8月17日、大谷やえさんがアメリカへ出発されました。やえさんから報告がありまして、現地でホストファミリーのお迎えが無事にあって、ウェルカムパーティーに参加したとのことです。
8月20日、ケンジくんが無事に到着しました。10名の方にお迎えに来ていただき、少し疲れて緊張気味の表情でしたが、無事にホストファミリーの大谷さんの家に送りました。


奨学金贈呈式

ケンジさん挨拶

こんにちは。初めまして、私の名前は、ヤン・ケンジ・モア・モーです。私はアメリカのウィスコンシン州から来ました。ウィスコンシン州の大きさはこの通りです。お父さん、お母さん、弟、妹、親戚です。
私のアメリカの家です。お父さんの車です。お父さんは車が好きです。バレーボールが好きです。
行ってみたいところは富士山です。猫の島にも行ってみたいです。Betty smithも行ってみたいです。見てみたいのは花火です。欲しいものはSamsung Fold2です。
ありがとうございます。よろしくお願いします。
20240822 自己紹介(Kenji)


山本洋一親睦活動委員長

本日例会前の理事会にて、10月の家族会について審議可決をいただきましたので、早速ご案内させていただきます。
今年の家族会は10月14日、月曜日になります。スポーツの日です。なるべくお子さんの行事などがない日にしようということで設定をさせていただきました。
場所は岐阜県郡上市のオークひるがのになります。ちょうど文化の里のすぐ近くになります。アウトドア施設でBBQをみなさんで楽しもうという企画でございます。
バスでの送迎があります。今年は少し遠いこともあって、行きのバスの中から盛り上がっていきたいと思いますので、ぜひバスでのご参加をお願いします。55名乗り大型バスですが、定員オーバーしたらどうにかして必ずみなさんお連れします。ぜひともご参加いただきたいと思います。
この施設は釣り堀があったりとか、バスケットゴールもあります。釣り対決とかバスケットボール対決とかいろんなことをして、お子さんも含めて盛り上がっていきたいなと思います。また、バーベキューについては、食材は現地の施設に頼まず、こちらで持ち込んで食材にこだわった、おいしいバーベキューをやりたいな思っております。近々、正式なご案内を出します。よろしくお願いします。

 

同好会報告

名宮会 山口会長、野々垣幹事

次回の名宮会の案内を再度ご案内いたします。
9月12日 木曜日、四日市カンツリークラブ、9時39分から6組を押さえております。15名ぐらいはご参加のお返事を頂いておりますが、まだお返事を頂いていない方がいますので、もし今ここで予定が分かる人がいればお返事頂けるとありがたいです。
新入会員の方でゴルフをやられる方で、まだ名宮会に入ってない方がいましたら、野々垣幹事に言って頂ければLINEに招待させて頂きます。よろしくお願いいたします。

9月のコンペの次のコンペのご案内をいたします。11月14日 木曜日、これは年内最後になります。京和カントリーにて朝一の7時半から予約をしております。午後用事がある方も参加して頂けるかと思いますので、予定の方をお願いします。

その他

~卓話~

「スポーツ採用戦略とES向上モデル」

瀬戸 慶太郎氏

 

皆さん、本日は大変貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。名古屋オルクス代表をやっております、瀬戸慶太郎と申します。本日はよろしくお願いします。

我々のチームは、この名古屋から新しいアイスホッケーの文化を作るという目的で立ち上がったチームです。私の会社は、人材業を中心とする事業を展開しております。

私は高校はポートランドのアメリカで勉強をし、その後大学はボストンで勉強をしました。その後は外資系コンサルティング会社に就職をしまして、アメリカ、シンガポールと渡って日本にたどり着きました。その後、30歳までに6社起業し、6社バイアウトし1社上場をいたしました。私は上場会社の社長になりたいわけではなく、自分がやりたい事業をやりたいというタイプの事業家でございます。

私の妻の家業が人材業でして、当時は本当に小さな会社でした。30歳になるときにそれをまずは継ぐというところで6年間必死に走りながら、人材というドメインを変えずに走ってまいりました。

家業はこの名古屋の不動産業を祖父と父がやっております。親戚はみんな能楽師という家系に生まれ、私も小さい頃は能楽の子役をやっておりました。その中で今は国内そして国外と6年間で事業のグローアップをさせてまいりました。

サンエスグループは主に人材業を中心とし、今年で30期を迎えます。就任後は、国内売上30倍、国外売上50倍ということで、最初はこの人材派遣業というところの小さな事業体でした。当時は、まずは人材派遣という事業ドメインしかない中で、受け負いのサンエスライン、そしてサンエス共同組合、そしてタイ、フィリピン、スリランカといったような国への開拓をグローアップさせてきました。あくまでも、どの事業も人という事業ドメインをずらさずにいかにして事業を拡大するか、これは本業における我々のミッションであり、経営をする上で非常に重要としている内容であります。全ての事業は人が中心として上がっていくというのが我々の考えでありまして、このサンエスグループが運営するホッケーも同じ考えで事業モデルが構築されました。

サンエスグループがこの事業再生という形で上がっていくにあたって、変えなければいけないポイントがありました。それは昭和から平成に、昭和から令和に向けた価値観のシフトであります。私が事業継承して就任した際の全ての従業員はいなくなりました。それでも私は変えずにこの道を6年間走ってきました。当時3人だった従業員は今2,000名おります。価値観のパラダイムシフトが今起きていて、今若い子の考え方がよくわからないという先輩方がたくさんいらっしゃると思います。昔は就職させてくださいと面接に来た子たちがたくさんいるかと思いますが、今の時代はTikTokを見て雰囲気が良さそうで部長が優しそうで社長が優しそうだから来ましたと言ってインスタグラムで求人をする。昔はタンワークに出せば求人が来ました。一切来ません。もう時代が変わっています。このようにシフトしていくことも我々にとって非常に重要な課題でありました。そして、創業者歴にかかわらずベンチャー精神を持つこと。これは、創業30年、私が就いたときは25年のときでした。今までのお客様とのお取引、そんなの関係ない。もちろん今までのやり方で今までの価格でやっている。この価格でやってもらえる。それでは私たちは生き残ることができないので、お断りしていきました。そして社員も私の背中を見て自分たちの価値をちゃんと見据えて、自分たちは自分たちの道を作るという思いで、この企業を進めてまいりました。そして、新たな事業ドメインを軸にシナジー効果のある事業を展開する。先ほど冒頭に申し上げましたとおり、私たちの会社は人材業でありますので、この人材というものを軸に、今回のスポーツ事業も同じように展開していきます。それがどのようなシナジーが生まれていくのか、我々の時間は有限でありますので、この限られた中で、新しい新規事業が既存事業にプラスになっていくことが非常に重要だと私は考えております。そして、この会社を伸ばしていく、そして事業をつくっていくにあたって非常に重要になってくるのが採用力であります。

今、どこに求人を出してもなかなかヒットしない。今回の立ち上げに向かって各中小企業の皆様から寄せられる声は、新卒が取れない。マイナビに600万、800万払ってるけど、来たのはゼロ。3年続いたのが10人採って1人だった。これはもちろん最初に言った価値観のシフトに対応できていない会社の原因もあります。そして我々が考えている想像を絶する世界の価値観で、今の若い子たちは就職や仕事に対して捉えている。私たちの先輩方から教わってきた仕事から得られる幸せは何か、仕事で得られる自分たちの人生の生きがいとは何か。質より量でまずは若い頃は頑張って、ある程度頑張ってきたら努力の数より、今度は選択の質を求めていく。若い子たちは、まだその領域に達する前に自分たちの価値観でものを選ぶようになっています。

名古屋オルクスがご提供するのは人材業でございます。スポーツの観点と、持続可能なチームを作るという観点の二つでは、我々名古屋オルクスというのは、デュアルキャリアという二つのキャリアを歩ませるという新しい若い子との付き合い方というのにフォーカスを当てました。そこで企業側が我々名古屋オルクスにぜひ広告をお願いします。CMをお願いします。といったときに、費用対効果はという言葉が各所で出ると思います。はっきり言って、今のスポーツ業界には費用対効果はございません。その看板を見てからといって、求人採用に当たるわけでも売上が上がるわけでもない。ほぼ資金のある会社様は自分たちの会社は皆さんが知っているような会社さんが球場には名前が連なっているでしょう。じゃあ、スポーツに対する費用対効果は何か。私たちが考えたのは広告スポンサー費用という効果ではなく、これを採用広告費という採用するための広告に変えませんか、というのがビジネスモデルのきっかけです。

二つ目が働く若者は仕事だけでは3年続きません。皆様が今採用されている中で、非常に問題とされるのが、いわゆる離職率だと思います。ここをどうやったら食い止められるか。これを一個入れました。

三つ目がスポーツ採用、これをやることでCSRを含めた新しい採用戦力を持った企業であるということを皆様にPRできる一つの要素になっていただければなと思います。社内の活性化、ESの向上と、今会社内でさっき言った価値観が変わってきている。褒めるときに、昨日の試合よかったよ。もっとこうして、次はみんなで応援行くから、仕事もスポーツも頑張ろうな。こういうふうに会社でなっていくと一回試合を見に行ってあげよう。アイスホッケーを見てみよう。こういうふうに、プラスのシナジーの循環が回っていくと社内も活性化していき、会話のきっかけになっていくというのも効果としてあります。

 

私がやりたいのはたった一つ、文化創造である。文化創造活動とは何か。これは小中高大、プロ、社会人そして実業団を含めたアイスホッケーで名古屋、愛知が一体となり、文化をつくるということが非常に重要である。企業においても私は同じように考えます。会社に風土をつくる文化をつくられてきた皆様が何をされてきたのか。これは多分いい会社というのは文化があるという。これは社長や役員の方がこれは許す、これは許さないという文化を徹底してこられた結果、ここにいらっしゃる皆様の会社は存続していると思います。

私たちはアイスホッケーというスポーツを知らないところから始めました。私はアイスホッケー選手ではございません。アイスホッケーをしたこともございません。たった一年半前はアイスホッケーって何という状態から始まりました。私はこの文化創造活動に注力を置き、このプロアイスホッケーチームの経営に乗り出しました。ベンチャーリーグにしかできないことをする。そしてベンチャーチームだからできることをする。こんな思いでチームづくりをスタートしていきました。チーム概要はサンエスグループの本体が運営をしております。私と私の兄と、そしてヘッドコーチ、そして財務、ほぼ社内のリソースだけで今はやっております。

最初私が作ったのは、100人、100社でこのチームを運営するというコンセプトです。通常ですと1社の特段企業がやろうとすると、400万円の選手を100人に雇うと4億円かかります。しかし私はここにいる会場の皆様の会社に今選手を全員ご紹介いたします。新卒を。月曜から金曜までフルで働きまして、そして通常の業務をして引退した後はそのままセカンドキャリアとして働いていただきます。つまり、100人の選手の雇用は100社に分散され、そして固定費は100社に分散されます。そして、100人分の経済効果が生まれる。つまり、デュアルキャリアというのは、働くキャリアとアスリートのキャリア。私たちが預かるのはアスリートのキャリア。皆様の会社やスポンサーパートナーの会社には働くキャリア、これを2つ両立していくという新しい考え方を私たちは持っております。そのため、アイスホッケーというスポーツは数が大体22名でプレーをするんですけれども、ベンチに入って。1軍2軍合わせると4、50名必要です。通年の40試合から60試合をこなしていこうとすると怪我をしますので約40名から50名必要になってきます。アマチュアチームがマイナースポーツがそれだけの社員を抱えようと思うと、まず破綻します。アイスホッケーのマーケットで私はゲームチェンジをしたい。まず、変えなければいけないのは価値観である。今のトップリーグは、これをほぼ22名社員で抱えてプロ化しています。はっきり言って、興行収入とスポンサーが賄っていなく、親会社にお金を出していただいて、お父さんにご飯を食べさせてもらっているホッケー選手がほぼほぼ。これはプロとは言わない。これが私の考え方です。仕事もしない奴はホッケーもさせない。これが私の考え方です。つまり人間形成も含めそして社会に必要とされる選手でなければならない。そのため、一番上が黄色のマークが名古屋オルクス、下がサンエスオルクスという実業団、その下が社会人チーム、そしてジュニア。ジュニアは名古屋市アイスホッケー連盟という連盟に私たちは協力パートナー契約をしまして、オルクスのジュニアという考え方も文化をつくる上では弊害だと。どこかに偏るわけではなく、みんなでこの文化をつくるというところのチームの意思としてはこのようになっております。

採用する際はオルクスとして採用しますので、プロ、実業団1軍2軍のどちらかに選手は配属し、怪我した場合は2軍に落ち、活躍した場合は1軍に上がるという形で、長く選手生命を維持し育成する環境をつくるために、この二段階構想をつくりました。正直、青色のマークは1年半前に私が実業団になったときにつくったチームです。アイスホッケーチームやってまして、ここのユニフォームを変えたいので、100万円のユニフォーム代払ってくれませんかと言ってきたGMがいます。私は丁重にお断りしました。弱いチームのスポンサーを私がなぜしなきゃいけないんですか。そして必要ありますか、その100万円。強いチームだったらいいよ。じゃあ、強くしてください。わかりました。じゃあ、俺にやらせろ、というところから1年半前、今の愛知県はABCプールというのがあるんですけど、そのCプールから始まりました。去年は全国ベスト8になったんですけども本来は優勝しなきゃいけなかったんですね。フォーメーションを組んで戦術を組んでホッケーをするんですが、走りながらの全国大会への優勝を目指し去年走ってまいりました。そして、その中でやっと去年選手が集まりまして、今はリーグ戦をやっております。私はこのアイスホッケー界で、この名古屋、大阪、東京という大都市にこのアイスホッケーの文化を持っていきたい。

今西日本にあるプロチームは、名古屋オルクスだけです。ほぼ北海道、青森、そして栃木、韓国、横浜。大都市にはありません。今、名目生産数も徐々に徐々に下がってきて大都市のマーケットを取らずしてこのマイナースポーツは復活できるのか。そんなリーグには私は全く興味ないからアジアリーグには行きません。アジアリーグのチェアマンに私は盾をつきまして、じゃあ東名阪で未来あるリーグを作ってやろうということで立ち上げたのがIJリーグ。IJリーグはまっすぐ見るとDのマークになるんですけども、デュアルキャリアのDを意味して昨年立ち上げました。

そしてセカンドキャリア問題を解決するということでは、選手がきちんと社会人として月曜から金曜まで働き、努力してホッケーをしている姿を見てほしいという思いで今やっております。プロ、社会人、国体、大学、ジュニアの育成こそが文化創造につながっていく。オール名古屋、オール愛知になっていかなければならない。そんなチームの姿です。

一つだけご報告するならば、名古屋オルクス、IJリーグは世の中のアイスホッケーと喧嘩しているというように見られていると思いますが、私は決して思っておりません。私はBJリーグや日本バスケットボール協会の戦争のように、誰かが立ち上げなければ何もゲームチェンジしていかない。日本は右へ習えしか答えがないと、これではマイナースポーツをやっている未来の子どもたちのためにならない。だから私たちは立ち上がりました。自分たちの思うコンセプトを自由にやるしかない。でも、それを提言することで新しい未来は築かれていくと思って、今日本アイスホッケー連盟と協議をしております。来年度は、名古屋を中心に新しいリーグが日本アイスホッケー連盟とともに前に進んでいく未来をお約束して、今調整を図っております。本当に夢物語で1年半前立ち上げた実業団がプロ化をし、そしてリーグをつくり、この東名阪の真ん中である名古屋の経済大動脈が中心となって新しい文化創造に取り組んでいく。そして企業もメリットがなければスポンサーするメリットもなかなか生まれないでしょうということで、私たちはこの事業を進めるにあたって、マーケティングは5月から9月を中心にやるリーグです。アイスホッケーはほとんど9月から12月、3月です。冬のスポーツです。バスケットボール、ハンドボール等全てのリーグというのは9月から始まります。オフシーズンにあたるこの夏のシーズンにアイスホッケーのマーケティングを持ってくるというのが今回の目的です。

アジアリーグは邦和港スポーツ&カルチャーで開催をしております。今週の日曜日も実は試合が北京との試合がございます。開催日程もはっきり言って強行手段でリンクを押さえて、何とか前に進めてまいりました。

2023年度に採用した選手です。赤色のスラッシュが入ったのが中途採用。青色のスラッシュが新卒採用です。基本的には6大学のアイスホッケー部から採ります。東京から名古屋へUターン就職をしていただきながらきちんと社業をし、セカンドキャリアをキープした状態でホッケーをする。土日しか私たちは試合はやりません。なので、練習は夜、仕事が終わった10時からフルタイムでのホッケーです。今はかなり過酷なように聞こえるんですが、好きなことをやるなら多少の代償を払えという中で、将来的には自前のリンクが出来上がれば多少変わってはくるんですけども、今はこの選手が集まって試合をやっております。

1年前にスタートをしたチームです。先輩方の時代は、日本リーグという大地製紙、雪印というテレビで見る時代があったと思いますが、クレインズというチームが北海道で破綻をしまして、それが東京ワイルドというチームになって、元クレインズチームと東京ワイルドというチームになって今3チームでやっておりますが、来年は5チームほど上がっていきます。

チームにトライアウトしますよと言った選手はスカウトが目星をつけて、その中でスポンサーパートナーもしくはサンエスグループに就職するのが絶対条件だというのが私のチームの条件です。ある程度の技量を我々も見た中で、就職に対する意識、仕事に対する意識がある子たちをきちんと選抜をして、スポンサー企業の求人票の中から選んでください。もしくはうちの会社に来てください。そして選手をやってください。選手は1年間の部費10万円を企業から頂いております。それはある意味、企業から1万円でも5万円でも10万円でも20万円でもいいんですけれども、会社が応援しているんだ、世話になったその思いをつないでほしい。そんな思いで、私はこの部費を設定し、会社にも応援していただく形をとっております。あくまでも会社があってホッケーがある。チームがこの子は仕事をしないけど、この子は試合を出してほしいという要請は一切しません。トライアウトは早稲田、慶応、中央、法政、東洋、明治大学が基本となっています。あとは日体大とか選手大学から来ます。

通常は今は日本アイスホッケー連盟が主催する全日本選手権のチャンピオンを今年は採りに行くよう指示をしておりますので、20年間北海道がずっとチャンピオンでした。社会人はダイナックスというのと、新日鉄という北海道の名チームがあるんですけど、ここからチャンピオンカップを取ってくる。私たち名古屋に持って帰ってくるというのが今年のミッションです。そのためにリーグ戦を戦いながら、プロのリーグ戦をやっている状況です。基本路線は受け入れスポンサーというのと、パートナーという2種類が当チームはございます。まずは受け入れスポンサーになっていただくにあたって、これは選手を紹介するとき、紹介料50万円です。選手を一人ご紹介するときは50万円です。この50万円はスカウト費、選手の最初の初期防具費になります。あまりここの有料職業という考え方よりかは、選手の獲得費としていただいております。そして今はパートナーさんにはチームを応援していただきながら求人票をいただいて、リクエストがあった場合は求人票をその選手たちに出して選手を紹介してPRをしていくという形の料金システムになっております。

パートナーさん、資金スポンサーさんは、各社バラバラの企業です。求人先だと思ってください。もちろん資金的なオルクスを応援するよという思いで、すごく僕たちにとっては有力なパートナーなんですけど、これとともにこういうスポンサーとして選手を雇用するよと言ってくださる会社さんもいらっしゃいます。今は協賛もたくさんいただいております。1年半でこれだけの企業様に支援をいただいている状況です。例えば本当にわかりやすく矢作建設さんからいただいたオーダーは、明治大学の選手ください。それまではPRし続けます。一人明治の選手が入ると、翌年明治の選手が来るんですね。つまり新しい採用を先輩がいるから僕も行くわけです。というようにスポーツの世界は縦のつながりも多いので、一人目を採れるとどんどんどんどん選手が集まってきます。つまり、採用をしながらスポーツを応援していくという2つの両側面を作ったモデリングになっておりまして、皆様の社員さんがフィールドでプレーするという、一つのみんなで応援しに行こうねという社内文化の向上と、そしてただただもちろんスポンサーをして名古屋をもっともっとアイスホッケーで盛り上げてくれ、オルクス頑張れよと言っていただけるスポンサーの方と、そしてうちは選手受け入れれるよと言っていただける会社様を今集って、100社、100選手を獲得に向けて今進んでいる状況でございます。

名古屋オルクスは、社会人を立ち上げ、選手26名、そして今のスポンサー方を含めてこの1年半で走ってまいりました。来年はなかなかまだオフィシャルじゃない状況の中でも、これだけの企業様に応援いただいております。来年以降もさらに選手の強化、そして補強も確定し、来月にはビッグ選手が入ってきます。アメリカでこれだけ人気なスポーツを実際見てもらうと、非常にエキサイティングでスピーディーなスポーツです。私の夢としましてはこの3年以内に名古屋の地にオルクスアリーナを立ち上げたい。実際アリーナといっても20億円くらいで作れます。オリンピックの基準になると200億円かかるんですけれども、20億から30億円くらいで1個作れます。そしてこの20億30億円で作ったリンクは、NHLと同じ国際基準のリンクを名古屋が初めて作ります。もしこれが実現できれば、日本代表、アンダー20、ジュニアの選手が名古屋で強化合宿を行う。こうやって日本のアイスホッケーのど真ん中になるのはこの名古屋である。文化を作るというのは、そこまでやってこそ私は文化創造活動であると認識しております。その中で私たちの微力の力だけではなかなか地域のチームというのは前に進んでいきません。選手たちはどこにでも駆けつけますので、ぜひともスポンサーパートナー、受け入れスポンサー、そしてご来場いただいて、ぜひ一度名古屋オルクス見てやろうかなという気持ちで見ていただければ幸いです。今日は大変貴重なお時間をいただきましたことを心から感謝申し上げまして、私の講演を終了させていただきたいと思います。ありがとうございました。

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